早慶・MARCH志望者のための賢い年内入試活用法
この記事を読むと!

一般入試を見据えた「年内入試」の捉え方がわかる
「受ける」「受けない」の判断ができるようになる!

千葉県成田市の大学受験専門塾Vistudyです。

「年内入試、受けようか迷ってるんですけど…」
「東洋大学の総合型選抜、併願できるって聞いたんですが」
「でも、入学金って返ってこないですよね?」

最近、こんな相談が本当に増えています。

このコラムを読んでいるあなたは、おそらく成田市やその近郊から一般入試で早慶・MARCHを本気で狙っている受験生ですよね?
年内入試を「第一志望」にしているわけではなく、「滑り止めとして使えないかな」と考えているのではないでしょうか。

そんなあなたにとって、年内入試は「保険」として本当に価値があるのか?

この問いに、データと経済的視点から徹底的に答えていきます!

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般入試メインなら知っておくべき「併願可能」な年内入試

年内入試と一般入試の出願スケジュールをカレンダーとスマホで管理する受験生

年内入試には大きく分けて「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があります。
でも、すべての年内入試が皆さんの入試戦略に使えるわけではありません!

以下の①②の条件を満たす入試方式だけが、年内入試を一般入試の保険として使える入試です。

①「併願可」の入試方式になっているか

年内入試で最も重要なのは、合格した場合に「入学を辞退できるか」です。
一般入試をメインに考えるなら、「併願可」と明記された入試だけを選びましょう!

②入学手続きの期限が一般入試の合格発表後になっているか

「併願可」でも、入学辞退のタイミングが年内で〆切になってしまうようでは、一般入試の保険としては機能しません。
保険として機能させるには、入学手続きの期限が一般入試の合格発表後になっていることが条件です。

ここまでの条件をまとめると、以下の通りです。

記載文言意味一般入試との両立
「併願可」他大学との併願が可能〇 可能(入学手続き期限に注意)
「専願」合格したら必ず入学× 絶対NG

具体例で理解する

ここでは、成田市から総武線・京成線で都心にアクセスしやすく、併願戦略で人気の高い東洋大学を例に見てみましょう。

  • ○ 総合型選抜「基礎学力テスト型入試」→ 併願可
  • × 学校推薦型 → 専願のみ

東洋大学だけでも、年内入試の中で併願の可否が分かれているんです!

さらに、入学手続きの日程をみると、年明けの一般入試の結果を見てから、東洋大学への入学の判断ができることがわかります。

2026年度入試の場合一次手続き(入学金納付)二次手続き
東洋大学2025年 12月19日2026年 2月27日
日付の正確性を保証するものではありません。必ず募集要項をご確認ください。
大学入試のキホン

これらの条件を満たし、なおかつ併願校としての納得感が高いことが、東洋大学の年内入試が話題となっている要因のひとつと言われています。

【重要】募集要項の確認は受験生の責任です。

このように、大学名や入試方式の名称だけでは判断できません。
必ず募集要項で以下の2点を確認しましょう。

  • 「併願可」と明記されているか
  • 入学手続きの期限が一般入試の合格発表より後か

学金25万円の価値を計算する

入学金と受験料を電卓とノートで計算し、戦略的に判断する様子

「年内入試で合格しても、入学金って返ってこないんですよね…」

そうなんです。これが年内併願戦略の最大のリスクです。
でも、冷静に計算してみましょう。その入学金は本当に「無駄な出費」なのでしょうか?

一般的な私立大学の入学金と受験料

まず、基本的な数字を押さえておきましょう。

  • 入学金:20万円〜30万円
  • 受験料(検定料):1校あたり3.5万円前後

例えば東洋大学の場合:

  • 入学金:25万円
  • 総合型選抜の検定料:3.5万円
  • 一般入試の検定料:3.5万円(2出願目までは一律)

年内入試を受ける vs 受けない

ここからが本題です。
併願校を日東駒専クラスと仮定した上で、具体的なシナリオを比較してみましょう。

今回は併願校の受験にかかる費用に絞って比較していきます。
※ここでいう併願校とは、合格の可能性が高く、進学先を確保するために受験する大学を指します。

【シナリオA:年内入試を受けない場合】

年明けの一般入試で、保険として日東駒専クラスを3校受験するとします。

年内受験料0円
年明け受験料3.5万円 × 3校 = 10.5万円
入学金合格保証0円なし
合格保証なし(全て落ちるリスクあり)
精神状態2月まで「背水の陣」

【シナリオB:年内入試で1校確保する場合】

年内入試で東洋大学を受験し、合格したとします。

年内受験料3.5万円
年明け受験料0円
入学金25万円
合格保証1校確保
精神状態余裕を持って一般入試に挑戦できる

【シナリオC:年内入試を受けたが不合格】

年内入試に不合格となり、保険として日東駒専クラスを3校受験したケース。

年内受験料3.5万円
年明け受験料3.5万円 × 3校 = 10.5万円
入学金0円
合格保証なし(全て落ちるリスクあり)
精神状態やや落ち込むが、「本番経験」は得た!

併願校にかかる総費用の比較

年内入試を受けない場合1校確保の場合受けたが不合格
受験料10.5万円3.5万円14万円
入学金0円25万円0円
合計10.5万円28.5万円14万円

つまり、入学金の25万円で何を買っているのか?

それは、「確実な進学先」と「精神的な余裕」です。

25万円は「高い」のか「安い」のか

ここからが重要な視点です。
もしあなたが第一志望の早慶・MARCHに合格したら、その25万円は確かに返ってきません
でも、こう考えることもできます。

25万円 = 精神的セーフティネットの保険料

  • 年明けの一般入試を「背水の陣」ではなく「挑戦」として臨める
  • 併願校は確保済みなので、第一志望校の対策に集中できる
  • 万が一第一志望が全滅しても、進学先が確保されている安心感

【家族で話し合うべきポイント】

この25万円を「払う価値がある」と感じるかどうかは、各家庭の経済状況や価値観によります。

  • 「入学金が無駄になるリスクを考えると、年明けに集中したい」
  • 「確実な進学先があることで、一般入試に挑戦できるなら価値がある」

正解はありません。ただし、この議論を出願前に家族でしておくことが絶対に必要です。
出願してから「やっぱりお金がもったいない」と後悔するのは最悪のパターンです。

内入試の「リターン」を最大化する戦略

年内入試の併願戦略をノートに書き込み、学習計画を立てる受験生の手元

「お金の話はわかった。でも、年内入試の準備って、一般入試の勉強時間を削るんじゃないの?」

これ、と~っても重要な質問です!
結論から言うと、正しく戦略を立てれば、むしろ一般入試に有利に働きます。

大学入試のキホン

年内入試の準備が、一般入試の対策にもなる大学を選ぶ

たとえば…

東洋大学の総合型選抜(基礎学力テスト型)の場合:

  • 試験科目:英語+国語 or 英語+数学
  • これ、一般入試の主要科目そのものですよね?

つまり、年内入試対策 = 一般入試の基礎固めになるんです!

このように、試験科目が一般入試と重複する大学を選べば、 年内入試の準備時間が「無駄」ではなく「投資」になります。
逆に言えば、試験科目が一般入試と重複しない年内入試は、この記事で推奨する「併願戦略」には適していないと言えます。

英検保有者は圧倒的に有利!

ここで、もう一つの重要な戦略をお伝えします。
英検2級以上を持っていると、年内入試の負担が激減します。

英検を持っているだけで受験科目が実質1科目に

大学入試では、英検などの英語外部試験のスコアを利用できるケースがあります。

(東洋大学の例)

  • 英検2級以上のスコアを提出 → 英語試験が得点換算に
  • 本学の英語試験も受験可能で、高得点の方を自動採用
  • つまり、実質「国語 or 数学」の1科目だけの勝負に!

英検は一般入試でも使える

さらに重要なのが、英検スコアが一般入試でも使えることです。

  • 東洋大学の一般入試(前期)でも英検スコア利用可能
  • MARCH・日東駒専の多くが英検を一般入試で採用
  • つまり、「英検取得 → 年内入試 + 一般入試の両方で有利
POINT!

大学受験専門塾Vistudyでは、英検対策と大学受験を並行して対策しています。
受験勉強を効率的に両立させたい方は、ぜひご相談ください!

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受けるべき人」と「受けるべきでない人」

ここまで読んで、「じゃあ、自分は年内入試を受けるべきなのか?」と迷っている方へ。
以下のチェックリストで、冷静に判断してみてください。

✅ 年内入試を受けるべき人

  • 年内入試の準備が一般入試に活きる大学を選べる
  • 早慶・MARCHが第一志望だが、併願校の確保に不安がある
  • 英検2級以上を持っている
  • 家庭で「入学金25万円のリスク」を話し合い、許容できると判断した

❌ 年内入試を受けないほうがいい人

  • 一般入試の勉強だけに集中したい(年内入試の準備が負担)
  • 受験候補の大学に全く興味がない(もし第一志望全滅でも進学する気がない)
  • 家計的に入学金25万円の負担が大きすぎる
  • 時間管理が苦手で、スケジュールが複雑になると混乱する

Vistudyの「#データで勝つ」併願戦略サポート

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ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

「年内入試は受けるべきか?」
この問いの答えは、皆さん自身の学力、志望校、家庭状況などによって変わります。
だからこそ、一人で悩まず、データに基づいた客観的で戦略的な判断が必要です。

大学受験専門塾Vistudyでは、以下のサポートを提供しています。

  • POINT 1:徹底したデータ分析
    あなたの学力、志望校、経済状況を分析して、最適な年内入試の出願校を一緒に選定していきます。もちろん、一般入試とのバランスを考えた学習計画を作成します!
  • POINT 2:英検対策+受験対策の両立
    英検2級・準1級対策を大学受験と並行して実施。
    年内入試と一般入試の両方で使える「戦略的な計画」を実現します。
  • POINT 3:総合型・推薦選抜にも完全対応
    総合型選抜に必要な志望理由書などまで完全サポート!学力だけでは測れない「人物像」を最大限に引き出す戦略的な指導で、あらゆる入試方式で合格を掴み取ります。

大学受験専門塾Vistudyの真骨頂は、成田市の他塾にはない「アナタだけの合格戦略」の立案です。
最新の大学トレンドとあなたの現状を掛け合わせ、あなただけの合格プランを設計します。

成田市で本気で早慶・MARCH・千葉大を目指すなら、まずは無料カウンセリングでVistudyの「データで勝つ」大学受験を体験してください。

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